第75回韓国語能力試験受けてきました

第75回韓国語能力試験受けてきました 大阪会場はコロナのために中止が続いていて、今回も申し込みはしたものの、直前になって第4波かと思われるような感染者急増…。また中止になるかもと心配しましたが、今回は無事に受けることができました。 試験を受けて気づいたことや感じたことを書いていきますね。 コロナのため中止が続いていたので、今回の試験は実に1年以上ぶりだったこともあり、前回や前々回の様子はわかりませんが、今回ひさしぶりに受けて、いろいろとルールが細かくなったなとまず感じました。 自分の席に貼られているステッカーには、前までは受験番号と試験種類しか書かれていなかったように記憶していますが、今回は会場名・部屋の番号・受験番号・試験種類・名前が書かれており、座る席を間違える恐れがないのがいいなと思いました。 また、机の上には、修正テープと配布されたペン、身分証明書以外のものはかばんに直し、そのかばんなど持ち物はすべて教室の壁際に置くように、という指示がありました。受験票も直してください、と。前はミニタオルを出していたり、かばんは横の椅子に置いていても何も言われなかったのですが。不正防止に徹底しているなという印象でした。 私が受けた会場に設置された時計は、なんと光と席からの角度の関係でほとんど見えなくて、予想外のことに本当にものすごく焦りました。アナログの腕時計は机の上に出すことが許可されていたので、次回からは念のためアナログの腕時計を持参しなきゃなというのが今回の教訓の一つです。 さて、試験ですが、聞き取り問題の感想は、難しすぎて何を言ってるんだかさっぱりといった印象の問題は特になかったように感じましたが、聞きなれない・耳慣れない言葉がいくつか出てきていました。覚えている範囲では、조보。問題文を聞いていたら、この単語が何かを説明してくれるので問題は解けるのですが、問題文が読み上げられる前にざっと選択肢に目を通して推測できない単語があると一瞬焦りますね…。 次に、作文。私が最も点数の取れない不得意とする分野です。今回の試験前は、ほとんど作文の勉強しか手を付けませんでした。作文で使いたい言い回しや単語を頭に入れたつもりでしたが、今回のテーマが“使い捨ての紙コップやプラスティックストローの使用を制限すること”についてでしたので、どちらかというと日本語でも筆が進まない内容なこともあり、書きたい文章が日本語でも思い浮かんでこず、苦戦しました。作文は、文法や表現が適切に使用できているか、も大事なのですが、どんなテーマが出されてもある程度書けるようにしておく訓練が必要だと思います。次回の試験に向けて、これからはKBSニュースの中のイシューを一つ選び、それについて自身の考えを文にするという勉強法を取り入れていくつもりです。ちなみに、みなさんの中でこのようなスタイルで勉強したい方がいらっしゃれば、書き上げた文章の、文法や言い回しのチェックなども語学堂では講師がしっかり指導いたしますので、ご相談くださいね。 読み取りの試験は、毎回ですが時間との戦いです。試験終了の10分前と5分前に試験監督がその旨を伝えてくれるのですが、10分前の声がかかる前には50番まで進めておくのが理想ですね。最後の10分で、迷った問題を見直しできるように。そのためにも問題文を早く読むというスキルが必要です。テキストでも問題文でも何でも、日ごろから声に出して読む習慣が大切だと思います。最近は、幸か不幸か外では必ずマスクをしなければならないので、私はそれを利用してよく電車の中で韓国語の文章を声には出しませんが口を動かして読むようにしています。マスクのおかげで口をパクパクしていても気づかれないので、これはおすすめです。 今回の試験で、これからの自分の課題が再認識できたので、次回7月の試験に向けてまた今日から勉強に取り組んでいきます。4/16~4/30までが次回の申込期間になります。受験を考えていらっしゃる方は申し込みをお忘れなきよう、そして勉強法に行き詰まったり、お悩みを抱えている方は、講師を頼ってくださいね。プロのサポートは心強いですよ!