寝屋川

韓国語学堂

寝屋川韓国語教室ならではの


講師紹介

講師:孟 成一(メン ソンイル)

ソウル出身

大韓民国国立群山大卒業後、ソウルにある貿易社勤務を

私立南大院で経営情報学研究科 経営情報修士を取得

韓国語講師歴15年。

寝屋川市の「外国人のための生活ガイドブック韓国語版」翻訳担当しました。

寝屋川市国際交流協会で行われた通訳ボランティア研修の韓国語を担当しました。


韓国から講師を招いて、料理教室を開催しました。

不定期ですが、これからもいろいろ料理教室をしていきたいと考えています。作ってみたい韓国料理等あればリクエストしてくださいね。

アクセス

寝屋川市駅から歩いて5分!

松島病院のすぐ横です。

 

 

コラム

◎重要◎ 緊急事態宣言に伴う語学堂の対応について

本日4月24日、大阪を含む4都道府県に発令される緊急事態宣言に伴い、語学堂では以下の通りに対応いたします。この対応は、一旦5月11日までの措置といたしますが、緊急事態宣言が延長されれば、またその時の対応を協議し、こちらのホームページに載せますのでご確認ください。 ☆グループレッスンの方 少人数でのレッスンではありますが、念のため4月26日~5月11日までの間、可能な限りZOOMでのレッスンを受けてください。自宅でのZOOMレッスンが難しい方は、講師に申し出た上で、教室でレッスンを受けることといたします。 ☆ペアレッスン・個人レッスンの方 1名もしくは2名の少人数での受講になりますので、原則教室でのレッスンを行います。不安な方は、講師に申し出た上でZOOMでのレッスンも可能といたします。 語学堂では、教室の換気、アルコールスプレーでの消毒、マスクの着用など感染対策をしておりますが、お越しになられるときは、マスクを必ず着用してください。また、教室にアルコールスプレーを設置しておりますので、教室に入られる時と出られる時には忘れずご使用ください。 また、コーヒー等飲食物の提供は引き続き見合わせます。ご理解よろしくお願いいたします。

ヘルスの思い出

ヘルスの思い出

韓国の人は、運動を習慣的に行っている人が多いなと思う。町中の公園には、ちょっとした運動器具が合って、いつ行ってもだいたい誰かが運動している。最近のアパートには、住民だけが使えるジムがあったりもする。男性は特に、筋肉に強い思いがある人が多いので、シックスパックを手に入れるため、そして維持するためせっせと筋トレに励む。

テミョンマートのお話

テミョンマートのお話  私は基本的に毎日スーパーに行く派だ。子供のころから、母がそういうスタイルの人だったから、それが当たり前のように思っていた。その日に必要なものだけその日に買う。群山の私たちが住んでいるアパートのすぐ横には、小さなスーパーがあった。最初の1年間くらいその周辺にはスーパーはおろか、商店は一軒もなかったから、そのスーパー(テミョンマート)はすぐに行きつけとなった。韓国では、アパートの近くのスーパーはだいたいアパートの名前がついている。私たちの住んでいたアパートの名前がテミョンアパートだったから、スーパーの名前もテミョンマート。安直すぎるような気がしなくもないが、分かりやすくていいか。たったひとつののマートとは言え、テミョンマートには何でもあるというわけではなかったから、不満と言えば不満だった。 例えば、パン。日本のスーパーは、パン売り場が充実していると思う。いろんなパンの会社が食パンはもちろん、お総菜パンや甘いお菓子系のパン、子供向けのシールのおまけが入ったようなパンなど、種類も豊富に販売しているから、消費者は選び放題だ。だけど、当時の一般的な韓国のスーパーには、数種類の限られたパンしかなかった。チェーンのパン屋さんもまだなかった。小さなスーパーのレジ前の小さなラックに申し訳程度に置かれたパンがすべてだった。選択肢と言えるほど種類はなかった。そして、残念ながら、その中に私の食べたいパンはなかった。日本の美味しいパンが食べたい。何も百貨店に入っている名の知れたパン屋さんのパンでなくてよかった。ふつうにスーパーに売っているパンで十分だから食べたかった。メロンパンがどれほど恋しかったか! 野菜もちょこっとしか置いてなかった。パスタソースやお総菜の素的な便利なものは存在すらしなかった。韓国の家庭の食卓によく出てくるせいか、お豆腐ともやしは、いつ行っても見かけたが。お豆腐は日本のようにお水を張ったパックに入った個包装ではなく、はだかのお豆腐。購入するときに、黒いビニール袋に入れてくれる。もやしは巨大なバケツに山積みになっていた。フリーズドライのスープ(ユッケジャンとかプゴクッのような)や、お菓子、調味料、缶詰のような日持ちのする食料品は比較的多かったけれど、テミョンマートで一番豊富な品ぞろえを誇っていたのは、おそらく日用品だ。歯ブラシとか、あかすりタオルとか、食器洗い洗剤、石鹸。たぶん、日常生活でよくある「あ、買い忘れた」を解消するのに役立つのがテミョンマートだったのだ思う。 私は毎日毎日飽きもせず、このテミョンマートに通っていたのだけれど、いったい何を買っていたのか、今となっては思い出せない。それでも、そんな中で精肉コーナーは充実していたと思う。小さなスーパーの奥に、そこそこのスペースをとった精肉コーナーがあった。何を何グラムほしいと伝えれば、秤に載せて包んでくれる、ちゃんと「お肉屋さん」が入っていた。日本の精肉コーナーと違うのは、扱っているのは主に豚肉で、牛肉や鶏肉、そして薄切り肉などはなかったこと。関西人なので、基本的にお肉イコール牛肉という文化で育ったため、牛肉がないのは辛かった。肉じゃが作ろかなぁと思っても、薄切りの牛肉は見当たらなかった。カレーにしよかなと思ってもやっぱり牛肉は売ってなかった。今なら、毎日サムギョプサル食べれるやんとか、豚肉たっぷりのキムチチゲもええな、とか、うらやましく思うのだけれど。韓国では今も、お肉を買うときの単位は「斤」だ。1斤は約600グラム。それを最初に学んだのはこのテミョンマートだった。余談だが、この後何年も私はあちこちのスーパーで「삼겹쌀 두근 주세요」を何万回も使うことになる。大事なフレーズを教えてくれたテミョンマート、ありがとう。